僕が9歳だったころ

先週末やっとたどりついた映画
「僕が9歳だったころ」

ひとことで言うと「切なかった」。

男っぽくて正義感で家族思いのヨミンも、ヨミンが恋するソウルからの転校生のウリムも、ヨミンが大好きでウリムに嫉妬する幼馴染のグンボグも。

みんなが辛いこと、悲しいことを抱えているのに、友達に対する思いやりはたくさんもってて、そこが切ない。お涙ちょうだいと違うのは、悲しいからじゃなくて切ないからなのだと思う。

最後にソウルに戻るウリムがヨミンに別れのプレゼントをあげるのだ・・・。
プレゼントにはウリムからの手紙がついていた。
「お別れのプレゼントを何にするかを考えたときに、あなたの一番大事な(好きな人)は誰なのかと思ったの。そしたら何をあげるべきなのかが私にはわかったの。それがわかったら私は2番目でもいいと思ったの」
(ここで私は泣きました)

映画は9歳の子供たちの話なのに、見終わったあとに不思議と子供たちの映画だったという感じがしないのだ。邦題は”9歳だったころ”だが、オリジナルのタイトルは「9歳の人生」。


9歳だった子供のころの話じゃなく、9歳の人生を描いているんだと思ったら納得。

ウリムからのプレゼントは?
youは最後のこのええシーンを見逃している。
トイレが我慢できず、トイレに行ってしまったのだ。
あと5分の我慢だったのに。

で、映画が終わったあとに、聞いてみた。
「さて、ウリムからのプレゼントはなんだったとおもう?」
youの答え「○○○○○」
正解!

母はちゃんと最期まできちんと見てほしかったのだが、まあ、よしとしよう。