2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ガール

「あるある」「あったあった」そんな感じ。 という感覚でさらっと読める。「現状(彼女たちの今)」をちょっとだけ前向きにベクトルを変えるラストが気持ちいいのだが、あまりにも薄味なので、しばらくすると話を忘れてしまうかもしれない。

[映画」天国からの手紙

「火星からの手紙」なのに、なんで、天国にしたのか分からない。 火星でいいじゃない? 死んだ父親が火星に行ったと信じている妹みたいなソヒに父親の名前で返事を書くスンジェ。ほのぼのとしたスンジェの淡い恋だが、10年後の再会は最終的にはスンジェを傷…

バッテリー

ドキドキしながら読んでいる。 こんなに主人公に肩入れして読むのは久しぶり。 自分のことしか考えない、自分が自分であるためにはこうでなければ、という想いが人一倍あって、周りの人からみれば、もう迷惑な存在以外ではないヤツ(中学生)なんだが、読み…

チェケラッチョ

一応GWらしいことをしなきゃと、娘の希望で六本木ヒルズへ。仕事で頻繁に来ているヒルズだが、ここは東京の観光地なんだということを再認識。さすがに人が多い。で、ヒルズの映画館で映画鑑賞。「チェケラッチョ」は沖縄を舞台にした3人のいけてない男の子…

彼女を知らなければスパイ

コン・ユ目あてでレンタル。コン・ユは予備校生。頭はいいけど、お腹の問題(便秘、下痢)で2回も大学受験に失敗という情けない役。その彼が恋に落ちるのが北から送られてきたスパイのヒョジン。そんな二人のラブコメ。それなりに面白かったし、最後の口紅の…

アメノナカノ青空

もうすぐ逝ってしまう娘と逝ってしまう娘を思う母の話。お互いを思うやさしい言葉がちりばめられていて、せりふがひとつひとつ凝っているのだけど、嫌味じゃなくて、ユーモアの後にちょっと哀しくなる。たとえばミナ(娘)には手に奇形があって、ずっと白い…

「4時なみの明るさ」

「友達の家に遊びにいってもいいけど、明るいうちに帰ってくるのよ」というのが我が家のゆるい決まり。そのゆるさすら突っ込まれるのだ。こどもはずるがしこい。親のことばのスキにつけこんでくる。「明るいうち」っていうのがそもそも曖昧だったからいけな…

彼女を信じないでください

詐欺師と田舎の純朴な青年とのラブコメ。予想通りの展開だけど、ツボを押さえているから、こうなるとわかっていても確実に笑える。面白い。キム・ハヌルの詐欺師っぷりも、カン・ドンウォンのダサさもうまくはまっている。Mr. 唐辛子コンテストが最高だった…

出世ミミズ

アーサー・ビナードさんが日本にくるきっかけとなった、<からゆき>のおサキさんと<JAPANゆき>のぼくというエピソードを読んで、胸がギューっと切なくなった。不意打ちだった。日本か中国かと悩んでいた彼は「ジャパン・センター」で日本の映画を見たそうです。最初に見</japanゆき>…