「ワンダとダイヤと優しい奴ら」

「A Fish Called Wanda」 [rakuten:guruguru2:10446026:image]アーチー:ジョン・クリース ワンダ:ジェイミー・リー・カーティス オットー:ケヴィン・クライン ケン・マイケル・ペリン 突然ものすごく見たくなってDISCASに入れた その上、見たいシーンだけ…

「僕のピアノコンチェルト」

ブルーノ・ガンツがおじいちゃん役でっせ。 歳を考えればおかしくもなんともない話だが、人間の女性に恋をしたあの天使のダミエルがねえと思う。物語は天才少年が生きる道を見出していく話。ジョディ・フォスターが監督した「リトルマン・テイト」みたいな話…

「アフタースクール」

この監督の映画は初めて見た。 オットからの指令は「予備知識なしで見に行け」というものだったから、誰が出ているのか、どういう映画なのかあらすじも全く読まずに映画館の席についた。結果、上手い具合に騙されて、「ああ、面白かった」というもの。でも、…

「風の影」上、下

本の世界にどっぷりとつかった。 忘れられた本の墓場でフリアン・カラックスの『風の影』に出会ってしまったダニエルの物語。読み終わった後に、まだ終わらないで欲しい、もっと読み続けていたいと思える小説だった。1920年〜1954年、その間にスペイン内戦が…

「恋愛の目的」

パク・ヘイルの 「5秒だけ入れさせて」にはびっくり。 最初から下ネタオンパレードのエロなユリム(パク・ヘイル)が見ものだった。教育実習生としてきたホン(カン・ヘジョン)に「寝よう」とあの手この手で言い寄るのだ。そのやり方があまりにもべたで何の工…

「駅から5分」

ひさしぶりのくらもちふさこ 「つきあわねぇ?」 「は・・・・・・」つきあわないかと言った沢田君はその日に交通事故で記憶喪失になってしまった。初めてこくられたからなのか勢いで「はい」と言ってしまった藤巻よしこは、それまで気にしたことのなかった…

「サマリア」

ギドクの世界にまたどっぷりと浸かってしまった。今回は意外にも心地よく。モラル的にはいかんことだとはわかっていても今日は違った。冒頭で少女たちが警察から逃れるためにホテルから走って逃げるシーンがあるが、あのシーンを見ただけで泣けてきた。少女…

「カンナさん大成功です」

泣いて、笑って、また泣いて、最後に感動とカタルシスがある。大ヒットしたのも納得。キム・アジュンが最高。彼女に魅力につきる。チュ・ジンモが添え物というのがまたいいなあ。コンサート会場でカンナが告白するシーンの、キム・アジュンの泣き顔がまたか…

「リズム」「くちぶえサンドイッチ」

大きな夢はまだ見えないけれど、やりたいことができた「さゆき」のことがわが子のようにうれしくなった。ファーストフードのお店でアルバイトしたり、高校の美術部に入って絵も描きたい。そして明るい男女交際もしたい、そういう小さいことをいちいち楽しみ…

「外資系コンサルの真実」「少女には向かない職業」

なるほどね。 何事もいくつかの型にはめ込んで考えるという考え方は面白かった。 それから、その中からベストな形を見つけるということ。そして、そのベストな形を日々改善すること。桜庭氏の書く女子には共感することが多い。

私の中ですごく腑に落ちたところがあった。「べつにどうということもない時間だったが、あれこそまさに、もっとも幸せな時間だったのかもしれないと今になって思う。(途中省略)満ち足りた時間。欲しいものがみな揃っているから満ち足りるんじゃない。なに…

約1k月ここを放置していた。 読んだり、見たりしたものは結構あるのだが「カシオペアの丘で」(上)(下) 許したい、許されたいという思いでつまった話だった。 でもなんだか間延びした感。この3分の2でいいのではと思う。 炭鉱事故の話から、真由ちゃんの…

「人のセックスを笑うな」と「乳と卵」

人のセックスを笑うな (河出文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/05メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 130回この商品を含むブログ (306件) を見る 磯貝みるめ19歳と猪熊サユリ39歳の(愛)とセックス。この関係が恋愛な…

「武士の一分」

結局最後まで三村(キムタク)が魅力的に見えず、感情移入もできずに終わってしまった。失明したあとの失意も妻が弄ばれた事を知った後の怒りや哀しみも何もかも伝わってこない。愛し合っている夫婦なら、長年連れ添った夫婦なら、しかも小さい頃から一緒だ…

「ラブソングができるまで」

MUSIC AND LYRICS ラブソングができるまで 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/09/07メディア: DVD購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (79件) を見る ヒュー・グラントのこういう自虐キャラはもう十八番だねえー…

「私の男」

[rakuten:book:12233870:detail]話は現在の腐野花の結婚式からどんどんと過去に遡り、花が9歳で両親を地震で亡くし腐野淳悟に引き取られるところで最後になる。過去に遡っていくせいなのか、それとも私と私の男の関係の終わりのなさなのか、私の男のつかみど…

「ふたつの恋と砂時計」

なんでこんな邦題なのか、なんで「あしながおじさん」じゃいけないのか、そんなことを思いながら見た。映画を見ればこの邦題になったのもわかるが、どんどん印象がぼけていく感じがする。今となってはなぜこの映画をDISCASの予約リストに載せたのかもわから…

「ぜんぶ、フィデルのせい」

ラストシーン、カメラが俯瞰でアンナをとらえているシーンに涙が止まらなかった。監督はジュリー・ガブラス(父親はコスタ・ガブラス)。 原作はイタリアの作家ドミティッラ・カラマイの「TUTTA COLPA DI FIDEL」。ジュリー・ガブラスは映画化にあたって原作…

「ニューハート」

医療ドラマにはつい引き込まれてしまう。 「ER」以来、古くは映画の「メディカルレッスン」(こんな邦題だっけ?)からずっと好きなのだ。 「外科医ボン・ダルヒ」もついつい最後まで一気に見てしまったが、見始めたらとまらなくなるのを覚悟で「ニューハ…

 夫婦は似てくる?

明日から3連休、しかも雪が降るらしい。 そうなったら我が家の3人は揃ってひきこもるのは必至。 じゃあ買い物しておかないと、と思った私。 特にオットが 「お菓子ないの?」 といっつもリビングをうろついてうるさいし。 お菓子ももちろんたくさん買出しし…

 アナログ回帰

最近買ってお気に入り化しているもの その2「ほぼ日手帳」2006年に会社支給で一度使ったことがあったのだが、会社使用としては使い勝手がいまひとつだったこともあり2007年は「Quo Vadis」に乗り換えてしまった。 でも、今年はほぼ日をプライベート使用で使…

 最近のお気に入り

実は封筒の宛名書きが大好き 「さあ、これから封筒の宛名を書くぞー」というタイミングではかなりの割合で‘ルンルン’する。 仕事で封筒の宛名書きといえば請求書を出すときくらいのもんだが、楽しいぞ。 最近は封筒の宛名もシールにすることが多いけれど、も…

「公共の敵」

やっと真打登場。 粘ったかいがあった。 賄賂はとる、麻薬は横流しする、反省の色なしの正真正銘の悪徳刑事が、真に憎むべき悪と対峙することになり「民衆の盾」としての警官にめざめていく話。 ソル・ギョングは地べたをはいずりまわるような刑事になりきっ…

「お前を逮捕する」

なんだか微妙だったなあ。 またもストーリーは刑事とやくざとの闘い。今度は前回の野獣とは違い、刑事側がチームプレーというところか。キム・ミンジュンが主役なんだろうが、脇をかためていた上手いおじさん役者たちが良かった。ホ・ジュノがいいとこを持っ…

「ぼくは悪党になりたい」と「残業ゼロ」の仕事力

ずいぶんと脈略のない本の選択だが。ぼくは悪党になりたい作者: 笹生陽子,大島依提亜出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/06/30メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (80件) を見るかるーく読める。つまづくところがない。 主人公エイジは…

「美しき野獣」

向こう見ずでワイルドな刑事ドヨン(クォン・サンウ)と冷静な検事ジヌ(ユ・ジテ)が同じ敵、ガンジン(実業家を装い政界に進出をもくろんでいるやくざの親分)に挑むという話。 3年前の殺人事件とドヨンの弟の殺人の関係がわかってくる様子やアクションシ…

「威風堂々な彼女」

久々に韓ドラらしい韓ドラだった。 子どもの入れ替え、財閥の本当の孫はだれか、母の病気、それにシングルマザーの奮闘を足した内容てんこ盛りで泣かせて笑わせてお腹一杯。 ペ・ドゥナ嬢にはコメディでも必ずほろっとさせる上手さがある。 それにキム・ヘス…

「つきのふね」

つきのふね (角川文庫)作者: 森絵都,国分チエミ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/11/23メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 58回この商品を含むブログ (158件) を見る「DIVE!!」から引き続いて森絵都さんの本を読んでいる。 DIVEの完成したキャラクター…

最近また日本のドラマをよく見るようになった。 もともとテレビ好き、ドラマ好きだからたぶんよそ様よりかなりテレビをみている人間だと思う。ただここ4,5年は韓ドラにはまっていたせいか日本のドラマはおろそかになってしまい、それにとりたてて見たいとお…

「DIVE!!」

「バッテリー」「一瞬の風になれ」「DIVE」と去年から読み続けてきた少年スポーツシリーズは高飛び込みの「DIVE」でひとまず終了。 最後まで緊張感もどきどきも感動もひっぱったなあ。 野球、陸上ときた最後のこの地味な高飛び込みに一番夢中になったという…