「ぼくは悪党になりたい」と「残業ゼロ」の仕事力

ずいぶんと脈略のない本の選択だが。

ぼくは悪党になりたい

ぼくは悪党になりたい

かるーく読める。つまづくところがない。
主人公エイジは高校生で、シングルマザーでキャリアウーマンの母と父親違いの小学生の弟がいて、高校生にして家事一般をこなすなかなかできた男子。こんな男子が一人欲しいところだ。そのエイジにこれまでの人生を揺るがす大事が起き、俺だってちっとはワルになりたいと思うのだが、タイトルどおりなりたいだけで結局はなれないというお話。本当に面白いのだが、うーん、エイジって結局なんだか変わらないというのが物足りないのかなあ。設定勝ちかな。

「残業ゼロ」の仕事力

「残業ゼロ」の仕事力


「組織」と「働く」が最近の我がテーマなのである。それに「残業ゼロ」というのがどういうことで成り立っているのか知りたかった。

「デッドライン」の設定で残業ゼロが実現するということだった。
常にお尻に火がついている状態を作り出すことで集中と効率が上がり、結果残業は減ると。
でもそれだけではなく、もちろん会社としての組織的な取り組みも必要だけどね。


この手の本は本当は苦手なのだが仕事をしていく上で「知らないことは罪だ」というような事に出くわす(巻き込まれる)ことがある。会社として、知識を得ることで、良いことは取り入れ、悪しきことは避けて通れるようにする必要を感じている。