「威風堂々な彼女」

久々に韓ドラらしい韓ドラだった。
子どもの入れ替え、財閥の本当の孫はだれか、母の病気、それにシングルマザーの奮闘を足した内容てんこ盛りで泣かせて笑わせてお腹一杯。


ペ・ドゥナ嬢にはコメディでも必ずほろっとさせる上手さがある。
それにキム・ヘスク(冬ソナのユジンのお母さん)は本当に病気かと思うほど後半やつれていく。
この前にみた「アイルランド」はシナリオの上手さにハマったが、「威風堂々・・」のようなまさに韓ドラの王道を行くような先の読める展開でも何故だかハマってしまうのは役者が上手いからだ。今回はシン・ソンウに笑わせてもらった。顔は藤岡弘だが、この人もいろんな役ができる。「12月の熱帯夜」と「威風堂々」では別人のようだ。


私が「威風堂々な彼女」を怒涛の視聴中(なにせDVD7枚、20話あったのだ)に、わがオットはなにやら怪しげな撮影を家の中でやっていた。紙に書いた顔を自分の顔の前において撮影しているから、聞いてみると「一人で何役もこなす」のだと。「sweded」だそうだ。え、「sweded」って何?とオットに聞いてみると、これから公開される映画「Be kind rewind」の話だそうな。この映画、田舎のレンタルビデオ屋で磁気のせいでビデオ全部の映像が消去されてしまってさてどうしようということになったときに、そのビデオやの店長と常連客がそれなら自分たちで撮影して作ってしまえと、「ゴーストバスターズ」や「ロボコップ」やそういう有名なタイトルの映画をダンボールやおもちゃで撮影して、そしてそれを「スウェーデン製」としてレンタルをはじめたということらしい。で、今、それをまねて自作のSwededをyoutubeにアップしている人がいるって。で、自分もその一人になるために撮影していた。


変なやつだ、ウリオット。相変わらず。