雷蔵

今日はyunaが熱をだして会社を休む。
病院から戻って、yunaはひたすらこんこんと眠り続けている。
熱が高い。

テレビに雷蔵が映っていたので引き込まれて見てしまった。
NHKの「私のこだわり人物伝」。村松友視雷蔵について語っていた。
久しぶりに眠狂四郎を見たなぁ。雷蔵はやっぱりセクシーでクールだ。そしてスターだった。
あの冷え冷えとした視線を久しぶりに見た。

素顔の雷蔵のスナップを見たが、スナップ写真(駅のホームだった)に写っている雷蔵は本当に普通で、しかも笑顔で、サラリーマン、公務員にしか見えないのだ。
狂四郎の面影はどこにもない。本当に同じ人物かと思うほど。

雷蔵が、眠狂四郎で当時大スターだった雷蔵が、同じ時期に同志社大学の相撲部に通ってずっと稽古をしていたという。試合にでるのが目的ではなく、ひたすら稽古だけ、一番つらいことだけに没頭していたという。試合にでて勝つという目的があるからこそつらい稽古に耐えるのだというが、雷蔵はただただその辛い稽古だけを続けたというのだ。なぜ?

雷蔵は37歳で肝臓がんで死んでしまった。

狂四郎は「悪女狩り」が最後だった。

その中のせりふがスゴイ。
「俺をだますにはお前は熟れすぎている」
こんなことをいえるのは雷蔵だけだ。