タイフーン

タイフーン

北に見捨てられ、南には受け入れてもらえなかったチャン・ドンゴン演じるシンが海賊になり、プルトニウムを奪い、祖国に復讐を企てる、、というと、なにやらハリウッドの大型映画という感じがしなくもないが、イ・ミヨンとの別れと再開のシーンなどの切なさ、悲しみは韓国映画独特のもので、もちろん泣いてしまったのだが。

だから、ストーリーもアクションのスケールの大きさもいいのだけれど、イ・ジョンジェ演じる軍人が、部下をつれて国のためにと命をかけて特攻隊のように飛んでいくのは、それは作りすぎじゃないのか、と納得がゆかないのだ。