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ノワールだった。
かなりメロだったが、きっちり作られいて、レスリー・チャン、アンディ・ラウ、かっこいいものをさらにかっこよく撮る香港映画のこの姿勢がたまらなく好きだ。
70年代に香港でかなり人気だったTVドラマを映画化したもので、テレビの主演はチョウ・ユンファ。
何とかして見れないものかな、このドラマ。スターテレビがあればなぁ。
暗黒外でのし上がる男ふたり、その男たちの友情、一人の女をめぐる三角関係。レスリーが演じるホイは台湾の抗日運動の闘士。香港でドラマが放映されていた当時はものすごく人気があったんだろうなと想像できる。映画でレスリー・チャンがやったホイの役をチョウ・ユンファが演じたらしいが、その違いもまた確かめてみたい。やっぱり見たい。
映画はレスリーの印象が強すぎて、ほとんどホイ(レスリー)のシーンしか覚えていない。
映画はメロでアクション映画だが、アクション映画の中にいてもレスリーから漂ってくる退廃感がたまらない。
ラストシーンにチョン・ウソンがでていてびっくりした。抗日運動のリーダーの役で、当然だがハンサムすぎて印象にのこる。