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夏休みも残すところ5日だっていうのに、
yunaの宿題の「自由研究」はどう見ても終わりそうにない。

私の実家で見に行った「昇竜洞」のマップを作って鍾乳洞の成り立ちやら実際に撮った鍾乳石のデジカメ写真やらをつけて1枚の模造紙にまとめるらしいが、いつまでたっても模造紙は真っ白いまま。
しかも友達と一緒にやるからとやる気はあるが、さて、その友達も、自由研究という名のもとに3日通ってきているが、相変わらず白いままとはどういうこと？

自由研究は自由気ままにやっていいってことかい？

ついに我慢しきれずに、
「どれ、写真は私が切ってやるからyunaはどんどん貼っていく！」と
半ばキレかけた私は叫んでしまった。

しかし、なかなかどうして、この作業が楽しくて、もう夢中。
娘そっちのけではりきる私は、これが自分の自由研究だったら1日で終わらせると気合入りまくりで、大人にも自由研究があったらいいんじゃないかと妄想をはじめ、じゃあ今ならなにをやる？やりたいことはたくさんあるが、いったい誰に提出して誰に評価をもらうんだい、ということを考え始め、いやそもそも評価などをもらおうというさもしい根性がいかん、評価なんぞ考えないでやりたいことを調べればいいんだ、なんたって自由研究なんだから、妄想の暴走はとまらず、いかん、何してるんだっけと途中で我に帰り、妄想も写真きりも終了。

親が手を出してしまうのはいかんのだ。
後は自分でと、中途半端に手を出したことを後悔。

何とか終わらせてくれよYUNA。頼む!