木浦は港だ
木浦は港だ 販売元:ジェネオン エンタテインメント |
絵になる男たちだし、やくざと刑事の話なんで、もちろん堪能。
頭はいいが、現場ではまったく役に立たない刑事のスチョルが麻薬捜査のためにやくざの組にもぐりこんで、そこで親分の右腕になるまで出世して、しかも親分と友情まで育んでしまったから、最後はどうする?ってストーリーだが、基本がコメディなので安心して見れます。子分3人組みのうんこねたはちょっとキモかったけれど、おそろいの緑のジャージはストライクゾーン。
やくざの親分ソンギ役がチャ・インピョで、潜入刑事のスチョルはチェ・ジェヒョン。
コメディといえでもこの二人がでているだけで映画がしまるなあと思っていたら、ふたりともコメディではじけきっているから、相変わらず芸域広なあとまたもや感慨深く、「フェイク」のアル・パチーノ、ジョニー・デップにはならないよなあと思っていたら、結構友情深くてなかせるし、1本で3回くらい美味しい映画でした。
親分ソンギが映画好きという設定で、スケジュールの中にしっかりと映画タイムがあったりするのが可笑しい。しかも、見ている映画がゴッドファーザーとかじゃなくて、「猟奇的な彼女」だったり「8月のクリスマス」だったりするのもいいじゃん。
スクリーンクォーター制を守れ!
ファイティン、韓国の映画人よ。