着つけ舞 (3月)

着つけ舞の合同発表会が今年も8月に決まった。
わがクラスは留袖二重太鼓の自装をすることになり、今月から発表会に向けての本格的練習ということになる。
で、みんな気合がはいる。

もちろん私も。

順番として、曲にあわせて、まず着物を着て、それから帯結びとなるわけだが、わたしには着物を着て帯に行くまでの時間が異常に早いきがした。
それで、先生に、ふと言ってしまったのだ。

「先生、着物をきる時間が早い気がするんです、短すぎませんか?」
って。

そしたら、先生、ぽかんとして、しばし沈黙。
生徒も全員、沈黙。

ひょっとして短いと思っているのは私だけ・・・・・・。

「大丈夫よ、慣れれば、時間が余るくらいよ」
って先生がフォローするけど。

短いと思っているのは私だけだと思っていたという事実に愕然。