「幸福な食卓」


幸福な食卓

幸福な食卓


瀬尾まいこさんは初めて読んだ。
ほぼ丸1日で読みきってしまった。一気に。


佐和子と大浦君の恋の話が一番よかったな。
出会いもけんかも勉強もプレゼントも。
そんなにページを割いて書いているわけじゃないけれど、
大浦君がいれば佐和子は大丈夫、という気持ちで読んでいたからだと思う。


「いつも誰かに守られている」
というのは、この本のひとつのテーマだと思うが、いつも見ている韓国ドラマでは、だれもかれも
「俺が君を守る」と面とむかって言い放つセリフなんで、韓国ドラマの距離感とのあまりの差にいまさらながら驚いてしまうが、でもこの「幸福な食卓」の距離感は意外と好き。