「デッドエンドの思い出」


デッドエンドの思い出 (文春文庫)

デッドエンドの思い出 (文春文庫)


よしもとばななは初めて読みました。
映画では見たことあるけれど。
会社で友人から借りました。


短編集です。
私はその中の「幽霊の家」がベスト。
洋食屋さんの娘とロールケーキ屋さんの息子の話。
何にも考えていないように見えて、ただ家業を継いでいるかのように見えて、実は自分がやるべきことがちゃんとわかっていて、決して流されない洋食屋の娘がよいです。
そして、女性を見ると「この人にも穴があるんだ」と思ってしまうロールケーキ屋の息子も。


この二人のセックスの描写は、
”ああ、こういう描き方もあるんだ”という新鮮さがあって、


もうこれはなんの感想だかわかりません。
本の感想を書くつもりだったのに。