「宮」

ついに完走。
昨夜、最終回まで到達。
やっとこれで、じれったいから解放ですわ。
長かった。。。
これ16話くらいでいいんじゃないですかね、せいぜい我慢して20話。


本当はですね。とっても楽しんで見たんですよ。
ファンテジャ(皇太子)のチュ・ジフンが目の保養でしたから。
でもだからといってそれほどリピートはしないかな。
できればファンテジャのシーンだけつないだものがあれば、それで十分。


ひとつ思ったことがあって、それは意外にもこのドラマで私の好きなシーンになってしまった。


多分この「宮」を週1回とか週2回放送で見ていたとしたら、ヒョリンの存在はきっと未練たらたらで「うざい」というだけの存在でしかなかったと思うのだが、こうやって一気に見てしまうと「うざい」と思う時間が短かっただけに、実はそれほど気にならない。お互いにとても似ているヒョリンとシンの恋愛は言葉がなくてもお互いに分かり合えるものだっただろうし、密度の濃いものだったのだろうということが想像できる。それに、あのシンの性格から簡単にけりのつけられる問題でもなかったはず。そんなふたりのけりのつけ方がこのドラマでは丹念に描かれていたと思う。韓国ドラマでは三角関係の悪役の役回りのヒョリンだけれど、珍しくとっても納得のいく収めどころに収まったのでは?


ヒョリンに思い出の品々を返すシンとの二人のシーンには泣けました。
ヒョリンとシンの関係があったからこそ、まったく自分とは性格の違うチェギョンとの恋愛に戸惑うシンとの対比が際立ったのだと思う。


結構なんだかんだ言いながら、このドラマ、気に入っているんだわ、私。