*[セリフ]「チャングムの誓い」第13話

料理するものに一番必要な能力
それがおまえには備わっているの。


それは・・・それは


味を描く能力です。


チェゴサングンになるための競争に自分の手足となって動く女官としてチャングムを指名したハン尚宮。味覚を失ったチャングムは辞退したいと申しでる。そのチャングムハン尚宮がいうセリフ。今回はこのセリフに尽きる。


味を描く能力?


お前はある食材に他の食材をあわせた時
ふたつがどう調和し
味をよくするのか
悪くするのかが
予測できるのよ
その能力こそ
味を描く能力なのです。


味を描く能力は
新しい料理を創りだすのに役立つ
それにいつもの料理でも
ひとつ調味料を加えたり
調理法をかえたりすることで
よりおいしいものに生まれかわらせることもできる


でも、それは味覚があったときのことです。。。。


とそれでもまだ納得しないチャングムに、ハン尚宮の一言。


明日の朝調理場へいらっしゃい!


調理場で海老の和え物と豆腐のチョンゴルを味見を一切しないで作りなさいと言い渡すハン尚宮。ここから始まる料理シーンが素晴らしい。ひたすら料理シーンだけなのに、涙がでるほど感動。もちろんオナラオナラの音楽が盛り上げるのですが。


完成した料理の味見をしたハン尚宮


ほらみなさい。
ちゃんとできたじゃないの。
お前ならきっと
できるはずと言ったでしょ。

どうしてこんなお前を

見捨てられようか。

私にはできない。


泣きました。


できることなら、ここに私のセリフも突っ込んでください。
ハン尚宮さま、お話したいことがあります。
このチャングムはミョンイの娘なんです。
あなたの親友だったミョンイの娘なんですよ」って。
誰か言ってくれませんか!早く!


前回の12話で、目の不自由なおじさんから鰊を買った話はやっぱりここで伏線としていかされたか。目にたよらず匂いと手で触れた感触だけで新鮮な魚を選びだすことができるのなら、舌に頼らず匂いと手の感触だけで料理もできるはずと。