愛とは違う何かが・・

今日は永久保存版で残しておきたいくらいいいシーンがあり、なんでこんなに面白いんだ!クムスンは!と、他の言葉も思いつかず、自分のボキャブラリーの貧困さにへこむばかり。ドラマの中にはいいせりふがてんこもりだというのに。


メモメモ1)母と対面したクムスン
「移植を受けてください。受けてください。


私は今、意見を聞きにきたわけじゃない
私を捨てたとき 私に意見を聞いてくれました?
捨てて逃げてもいいかと 私に聞いてくれました?
聞きもせず一方的に捨てたでしょ
だから今回は私が一方的に決めます 選択権はありません
とにかく受けてください
移植せずに遠くへ逃げて独りで死ぬつもりですか

許すわけじゃない、許しはしません、憎みもしません
憎むことは愛情の裏返しだから憎みません
ただ移植すれば私の気が済むんです
移植すれば心おきなく生きていけると思うから
移植は必ず受けてください、選択権はありません
万が一 ここまでいっても強情を張るなら
そのときは本当に一生憎みますから、本当に・・・・」


クムスンらしい、クムスンにしかいえないせりふだ。


メモ2)ジェヒとの間に生まれたものは?


ジェヒが実は父親に一度会ったことがあるんだとクムスンに話す。
父親は医者だったと


「俺を寝かせて、手でおれのお腹を押すんだ
その手が暖かかった
そのときの診断はストレス性胃炎だって
ヤブ医者だよな
しかも昼から酒をのんだのか酒臭くて
ジジクサイし、無精ひげをはやして薄汚かった
でもなぜか患者は多かった
患者に好かれていたし
おかしい話だよな ヤブ医者なのに
ドアの前で振り向くと俺をみて笑った
変な気分になったよ
実の子だから何か感じたのかと感動しそうになった瞬間
隣から出てきた女子高生が
”パパ”と
恥ずかしかった


それを聞いた後にクムスンが言ったのは


「おじさん おぶってあげたい
うまいんですよ もう少し小さければおぶってあげたのに」


その後のクムスンとジェヒの間に生まれたものは単純に愛ってわけじゃなくて、お互いを心の深ーいところで認めあった瞬間なのじゃないかと思う。