「ぶどう畑のあの男」


(またもやTSUTAYA半額クーポンで視聴)

ソウルでファッションデザイナーをめざして契約社員で働いているイ・ジヒョン。ところが、自分のデザインを女ボスに盗まれ、あげくに会社はクビ。そんな失意のジヒョンに、1年間ぶどう畑で働いたら1万坪のブドウ畑をお前にやろうという親戚のおじいさんの話が舞い込んでくる。リゾート開発の対象地になっているそのブドウ畑の土地は高騰中。相続したら即うっぱらって金にしよう、という魂胆で田舎にやってくる。


でもね、まあ、計算どおりにはいかないのが人生。
ジヒョンの成長物語になっている。
農業のことはまったくわからない非常識女のジヒョンが、最後にはぶどうや畑や虫や田舎の不便な生活にも愛情を持って接するようになり、そして初めて自分の力でやり遂げることを経験する、というお話に。先の読める展開にもかかわらず面白いと思えるのは、チャン・テッキの存在。ぶどう畑ではたらく青年。(といっても設定ではもう30越えてるか)ジヒョンとチャン・テッキの恋はどたばたで始まり、後半はかなり胸キュンのラブストーリーに。


何が幸せかもわからなくて、
誰かに幸せにしてもらうことしか考えていなかったけれど、
今は、彼を幸せにしてあげたい、って思っている。
よいセリフです。


最後は超ハッピーエンディング。
韓ドラのエンディングにはいつも物足りなさをかんじるのだが、
これでもかのおまけもついて、満足度高。


それにしても、韓国ドラマの凄さを感じたのは、
16話のうちの1話を「ジヒョンの便秘とうんこ」話だけに1時間使ったこと。
匂ってきそうだった。それに尿瓶と便所の話も足すとゆうに3時間分くらいは便所話に使っていないか。リアルすぎる。