「リトル・ミス・サンシャイン」

「家族の再生」の話はいつ見ても最後うるっとするわ。
特にオリーブがお腹ぽっこりの子ども体型のきゅうぴいちゃんだから余計に。
ストーリーとは全く関係ないミスコンの水着審査のオリーブが一番印象的だった。
子どもっていつまでこのお腹ぽっこりの体型なんだろう。
気がついたときには子どもは子ども体型がじゃなくなってるんだよなあ、などど感傷的になっちまった。
それにしても子どものミスコンって、ジョンベネちゃんがいっぱいだった。


人生の勝ち組にならなきゃといつも成功戦略をふりかざして家族を辟易させているオリーブの父親。ミスコンにでたら「絶対に勝てるか?負け犬にはなるなよ」と娘オリーブに迫るのさ、7歳の娘に。そういう言葉に7歳の娘がどんなに心を痛めるかも知らずに。オリーブがおじいちゃんに「負け犬になったら。。」と泣くと、このエロ爺は「負け犬は負けるのを恐れて挑戦しない人のことだよ」と言ってやるのさ。こういうセリフがエロ爺から出るところが、こういう映画の見所なんだと思うなあ。